行政書士になる方法

行政書士の求人はあるのか?未経験でも雇ってもらえるの?

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かみやま

行政書士試験に合格したものの、いきなり開業するのは怖い。
まずはどこかの事務所で雇ってもらえないか。
そう考える人もいるはずです。
そこで、行政書士の求人について解説していきます。

行政書士の求人について解説

毎年、行政書士試験合格発表の後に聞かれるのが、行政書士の求人についてです。
私はいきなり開業したのですが、開業した当時の2013年には、求人はほとんどありませんでした。
また、あっても時給が750円という低いものでした。

ところが最近は、行政書士事務所の求人も増えているようです。
求人情報の調べ方も含め、解説していきます。

意外とたくさんある行政書士の求人

求人情報は、ネットで簡単に調べることができます。
忙しい行政書士の方が利用していると聞くのが、indeedというサイトです。

サイトを開くと、キーワードと勤務地を入力し、検索できます。
検索窓に「行政書士」と入力したところ、次のようなワードが候補として表示されました。

  • 行政書士
  • 行政書士事務所
  • 行政書士 未経験
  • 行政書士資格者歓迎
  • 行政書士補助
  • 行政書士 アルバイト
  • 行政書士補助者
  • 行政書士業務

試しに「行政書士事務所」を選択し、勤務地「東京都」で検索してみました。
すると、246件ヒットしました。

昔と違い、行政書士事務所の求人は増えていますね。
それだけ、売上が上がっている行政書士事務所が増えたということなのでしょう。

参考までに、勤務地・神奈川県では103件、兵庫県では43件でした。
勤務地によって、件数が変わるようです。

応募する時の注意点

求人情報には、性別を限定したり、年齢制限することが禁止されています。
とは言え、採用側としては、ある程度の希望があるはずです。

募集条件には、性別不問、年齢不問とあっても、実際は採用側の希望はあるかもしれません。
行政書士事務所の場合、PC業務は必須のはずです。
行政書士業務が書類作成がメインですから、PC作業は必要になるでしょう。
事務経験がまったくの未経験の場合、例えば60代での採用は難しいかもしれません。

応募する場合は、事務所の雰囲気をリサーチするのもおすすめです。
ホームページのある事務所の場合、事務所や代表者の写真で、ある程度の雰囲気がわかるかもしれません。

例えば、代表行政書士が30代で、仕事風景も若い人たちの写真が掲載されているなら、同じくらいの年齢の人が求められているかもしれません。
もちろん、事務経験が豊富な場合は、その限りではありません。
自分がその事務所に入った場合の雰囲気を想像してみるといいでしょう。

行政書士事務所に勤務したら実務が身に付くのか?

行政書士事務所に勤務したい理由を聞くと、「実務を身に付けたいから」という言葉をよく聞きます。
まったくの未経験から開業するのは怖いから、一度行政書士事務所で修行して開業したいと考える人は少なくありません。

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かみやま

気持ちはよくわかりますが、勤務先は仕事をする場所で、開業ための修行の場所ではありません
中には、ノウハウを盗まれたくないと考える行政書士もいます。
実務の全体を学べると考えて勤務すると、ガッカリすることもあるようです。

事務所によって、専門分野も違いますし、任せられる仕事の内容も違います。
求人情報だけではわからないことも多いはずです。

いずれは開業したいと考えているのなら、それでもいいと思っている事務所を見つける必要があるかもしれません。
行政書士をはじめ、士業には変わり者も多いです。
自分にとってプラスなことばかりではないと考えて勤務すると、思ったよりもプラスになるかもしれません。

勤務することで、当然、ある程度の仕事の流れはわかるでしょう。
事務所によって営業方法等も違いますが、一部分を知ることもできるでしょう。
縁のある事務所があるなら、一度勤務してみてもいいかもしれません。

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