誰もおしえてくれない!開業1年目の動き方【ひとり行政書士におすすめ】

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悩む男性

行政書士試験に合格しても、その後、何をしたらいんだろう、、、

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かみやま

行政書士資格は、書士会に登録すれば開業できる国家資格です。
開業したい人にとっては、これ以上にない資格だと思います。
ただし、開業したいけど何をしたらいいのかわからない、という悩みが多いのも事実です。
ここでは、ひとりで自由に開業したい人に向け、行政書士開業1年目の動き方について解説します!

ひとり行政書士におすすめ!開業1年目の動き方

行政書士として開業し、軌道に乗せるためには、依頼をいただき、売上をつくることが必要です。
そのために何をしたらいいのかは、登録した書士会などではおしえてもらえません。
先輩行政書士に聞いても、同業者にノウハウをおしえたくないと考える人も多いです。

そこでこの記事では、開業3年目に年商1,000万円をひとりで達成した行政書士の私が、開業1年目の動き方について具体的に解説します。

こちらの内容については、YouTube動画でも解説しています。
ぜひ、こちらもご覧ください。
誰もおしえてくれない!開業1年目の動き方【ひとり行政書士におすすめ】

開業1年目の依頼の特徴

開業1年目の売上は、偶然の依頼が多いものです。
偶然の依頼とは、戦略などのない中で、たまたま依頼されるケースです。

名刺交換をしたら、たまたま飲食店の営業許可を取りたいお客様を抱えている税理士さんだった、とか。
今後、名刺交換をしても、同じような事例は望めないはずです。
その依頼は、偶然の依頼です。

ところが開業1年目の場合、この偶然の依頼が多いですし、偶然の依頼も重要な依頼です。
あちこちに出かけたり、開業の挨拶状を送ったりして、偶然の依頼の依頼も手に入れましょう。

ただし、徐々に「偶然の依頼」から「偶然ではない依頼」を目指していきましょう。
これは、戦略や仮設を立て、信頼を得た結果の依頼になります。

この「偶然ではない依頼」を手に入れるためには、マーケティングを学び、しくみを作ることが必要です。

戦略的に依頼される方法

マーケティングを学ぶと言っても、世の中にはマーケティングの本は溢れていますし、何から取り組んだらいいかわからない人も多いでしょう。
マーケティングには、学問的なものも実践的なものもあり、業種や業態によって、学ぶべきものが違います。
また、時代と共に変化するのもマーケティングの特徴です。

私がおすすめしたいのは、ひとりで行政書士として開業し、誰も雇わず自由に年商1,000万円を達成するためのマーケティングです。

色々な学びがある中で、迷わず、次の図の通りに進めて行くといいでしょう。

上の図解は、PDFでダウンロードできますので、行動の計画や見直しに活用ください。
↓↓↓こちらをクリックしてください。
かみやま式5段階フローと安定した売上をつくるファネル

左側の縦の図が「かみやま式5段階フロー」です。
依頼までの進め方は、次の5段階になります。

  1. 知ってもらう
  2. 問い合わせをもらう
  3. 会ってもらう
  4. 買ってもらう(依頼)
  5. また買ってもらう(追加依頼や紹介)

真ん中の逆三角形は「安定した売上をつくるファネル」です。
私たちは開業すると、仕事を依頼されようと考えますが、依頼されるためには、知ってもらい、問い合わせをもらい、会ってもらう必要があります。
いきなり依頼とはならないのです。

また、依頼の前に、フロントエンドを作ることも重要です。
この流れについて、具体的に解説していきます。

具体的に何をしたらいいのか?

上の図解に沿って、行動計画を作り、行動しましょう。

  1. 依頼されたい業務(取扱業務や専門業務)を決める
  2. 知ってもらう活動として、ホームページやブログの記事を更新、SNSやYouTubeで有益情報を発信する
    ※できるだけ毎日発信します。最初は質より量で構いません。
  3. フロントエンドとして、講座やセミナーを開催したり、小冊子を作成してプレゼントする
  4. 3で取得したメールアドレスや住所に、定期的に有益な情報を送付する
    ※宣伝や告知だけでなく、相手に役立つ情報を送付します。

これを6ヶ月、1年、毎日続けることで、偶然ではない依頼がコンスタントに入るようになります。

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かみやま

開業1年目の行政書士は、誰にも知られていません。
まずは知ってもらうため、発信活動を毎日続けましょう。
その時に注意したいのは、信頼につながる発信をすることです。
自分が発信したいことや自分の日常ではなく、誰かが知りたいことや欲しい情報を日々発信しましょう。
信頼がたまったところで、ようやく問い合わせにつながるものです。

業務を依頼されるためのフロントエンドとして、講座・セミナーの開催がおすすめです。
行政書士は「先生」と呼んでもらえる資格でもあり、講座・セミナーと相性がいいです。

また、講座・セミナーを開催すれば、いきなり会ってもらうことができます。
参加申し込みの際に問い合わせをもらえますし、連絡先を聞くことができます。
5段階フローを考えると、かなり効率的な営業方法になります。

講座や勉強会の開催については、詳細なマニュアルを作成しました。
こちらもよろしければご覧ください。
士業のための勉強会・講座開催完全マニュアル

私の場合、開業1年目に何をしたらいいのかわからず、開業1ヶ月目から毎日ブログを書き、SNSを更新し、講座・セミナーを開催しました。
すべて開業1ヶ月目から始めました。
振り返ってみると、これがとても良かったと感じています。
信頼を得た上で依頼していただけるため、お客様とのトラブルもなく、軌道に乗せることができました。

偶然や紹介に頼ることなく、売り込みせずに定期的に依頼が入る状態を作るため、かみやま式5段階フローと安定した売上をつくるファネルを意識して進めてみてください。

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