銀行口座開設について

事業用の銀行口座の開設について

事業用の銀行口座は、個人用とは別に持っていた方がいいと思います。会計上、その方がやりやすいです。
ただし、事業用の口座開設については、年々厳しくなっているようです。

開業したばかりの事務所名義の口座を開設する場合、個人の信用や、事務所のホームページがあるかどうか、取引先があるかどうかなどで審査されるはずです。
特にメガバンクは難しいかもしれません。

また、行政書士事務所は、どうしても事務所名が長くなるため、印字される際に、途中までしか表示されないことはよくあることです。
そのため、記帳して振り込みを確認している取引先にとっては、不便を感じることもあるかもしれません。

メガバンクは難しいため、ゆうちょやネット銀行で口座を開設する人をよく見かけます。この場合、お客様がメガバンクから振り込みをする際に、振り込み手数料が高くなるというデメリットがあります。

私の場合は、事務所名ではなく、個人名でメガバンクに事業用の口座を開設しています。
事務所名でなくても、行政書士である自分の名前で取引するため、お客様から何か言われたことや、トラブルになったことはありません。
振込手数料や振り込みやすさを考えると、多くのお客様が使っているメガバンクの方が便利なのではないかと思います。

この辺は、取扱業務やお客様の層にもよりますので、ご自分の場合の事業用口座をどうしたらいいのか、考えてみてください。